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私は、二人の男の子を育てながら、週4日のパートに出ている主婦、みなこです。毎日の家事も育児も仕事も、楽しいこともあるけれど、悩みもいっぱい。

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子育て

毎日ストレス…「片付けなさい!」を卒業する3つのヒント

まきのくみ
みなこ
みなこ

うちの子、私が片付けてっていわないと、自分から片付けようとしないんです…毎日毎日言ってるのに。

くみ
くみ

片付けてって言ったら片付けるんですよね?それは素晴らしいですよ!

みなこ
みなこ

えっ、そうなんでしょうか。でも、やっぱり自分から片付けてほしいんです…

くみ
くみ

その気持ちもわかりますよ!では今回は、片付けのノウハウではなく、考え方のお話しをしますね!

親は「子どもが片付けをしない」「言わないとやらない」ことでストレスを感じやすいもの。でも、無理に「片付けさせる」と考えるよりも、子どもと一緒に楽しく取り組むことが大切です。

今回は、子どもに片付けを促す前に見直したい「3つのチェックポイント」と具体的な解決方法をお伝えします。

まず、最初にお伝えしたいことは、これをやれば100%子どもが片付けられるようになる!という魔法の方法ではありません。ただ、子どもが片付けを自然に身につけるためには、親自身の「心の持ち方」や「関わり方」が大事だということです。

1. 片付けのハードルを親が決めていない?

「毎回言わないと片付けない…」と悩む親御さんは多いです。でも、こう考えてみましょう。「毎回声をかければ片付けるなら、それはすごいこと!」

そもそも片付けは、人間の自然な本能には含まれていません。食べる、寝る、排泄する…これらは生まれつき備わった欲求ですが、「片付ける」は学んで身につけるものです。だからこそ、声をかけたらできる、というだけで十分素晴らしいのです。

片付けが苦手な子を見て、「最後まできちんと片付けないと意味がない」と思ってしまう方もいます。でも、片付けは一度に完璧を求めるよりも、「一つでもできたらOK」とハードルを下げることが大切です。

たとえ、言われてしぶしぶと片付けたとしても、片付けられたことには代わりはないのですがら、そこは褒めてあげましょう。そして、少しずつ「片付けるのって気持ちいいな」と思えるようになっていくのです。

そのうちに、自分から片付けができたときはすかさずいつもの倍、褒めてあげましょう。

2. 一緒に楽しんでお片付けをしていますか?

「私自身、片付けが苦手なんです…」というお母さんも多いです。でも、それは一旦脇に置いておきましょう。

片付けを楽しく習慣化させるためには、親も一緒に楽しむ姿勢が大切です。例えば、

「お片付けゲーム!ママとどっちが早く終わるかな?」

「このおもちゃたちをおうちに帰してあげようね!」

このように、ゲーム感覚や遊び心を取り入れると、子どもは自然と片付けに取り組むようになります。

また、「一緒にやる」ということ自体が、親子のコミュニケーションにもなります。親子の片付けで大切なのは「早く終わらせること」や「完璧にすること」ではなく、「習慣をつけること」です。だからこそ、焦らず、子どもと一緒に取り組んでみましょう。

3. 片付ける場所は決まっていますか?

「片付けなさい」と言っても、子どもが動かない場合、「片付ける場所」が決まっていない可能性があります。片付けの場所が曖昧だと、子どもはどうすればいいか分からず、結果として片付けが進まないのです。

そんな時は、子どもと一緒に片付ける場所を決めましょう。

「このおもちゃはどこに置こうか?」

「ブロックのおうちはここにしよう!」

と、子ども自身に場所を決めさせることで、「自分で決めた」という自覚が生まれ、片付けることに責任感を持つようになります。

また、片付けのハードルを下げる工夫も大切です。例えば、よく使うおもちゃはリビングの一角に置くなど、すぐに片付けられる場所を設定すると、子どもも片付けやすくなります。

「片付けるのが大変」と感じるのは、作業が難しいからです。片付けやすい仕組みを作ることで、自然と片付けが習慣化していきます。

まとめ

子どもに片付けを教えるための3つのポイントは次の通りです。

  1. 片付けのハードルを下げること
  2. 一緒に楽しみながら取り組むこと
  3. 片付ける場所を明確に決めること

片付けは親子のコミュニケーションの場でもあります。「うまくいかないな」と感じた時は、「次はこうしてみよう」と試行錯誤を繰り返してみてください。

「今日はブロックだけ片付けられたね!」 「ママと競争して楽しかったね!」

そんな日々の小さな積み重ねが、子どもにとっても親にとっても大きな成長につながります。

毎日の片付けは、子どもの成長だけでなく、親の成長にもつながる大切な時間です。焦らず、楽しみながら取り組んでいきましょう。

みなこ
みなこ

親子の片付けで大切なのは「早く終わらせること」や「完璧にすること」ではなく、「習慣をつけること」、ですか・・・

私、早く!とか、ちゃんとやって!って言っちゃってました・・・

くみ
くみ

上手に片付けることを学ばせるよりも、やると気持ちが良いとうことを覚えてもらいましょう!ぜひ、親子で楽しみながら!

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くみ
くみ

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ABOUT ME
まきのくみ
まきのくみ
整理力トレーナー
「自分にはいつもゆとりがない」 いつも気ぜわしくイライラ。 子どもが小さかった頃「お母さん見て!」の声かけにどれだけ笑顔で応えられたか・・・ もう思い出したくないほどにゆとりがない生活を送る。 心にゆとりがない時は必ず部屋が散らかっており、そんな自分はダメダメだと自信も喪失。 自信もゆとりもない状態を救ったのは「片付け」のスキル。 自分にとって必要なモノと不必要なモノを取捨選択できるようになり、自信を持ち始める。 その後整理収納アドバイザーとなり受講生は500名を超える。 受講生の方のお悩みの多くは「時間がない」こと。 ~片付けたいのに時間がない、時間がないから片付かない~ このジレンマに終止符を打つのは「時間がない」を解決すること。 時間管理と片付けのスキルを磨けば必ず心に自信とゆとりが生まれると、自身の経験から 確信している。 生活の基盤となる「時間管理と片付け」に特化し、同じ悩みを持つ女性の笑顔を増やすことを使命とする。

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