この方のお悩みにお答えしています!

私は、二人の男の子を育てながら、週4日のパートに出ている主婦、みなこです。毎日の家事も育児も仕事も、楽しいこともあるけれど、悩みもいっぱい。

そんなグルグルする頭の中・家の中の悩み事を、くみさんに相談しています!

整理

片付けを「親子のストレス」から「成長のチャンス」へ

まきのくみ
みなこ
みなこ

何度言っても子どもが片付けてくれなくて…片付けなさい!』『また出しっぱなし!』って、つい怒ってしまうんです。

くみ
くみ

お子さんはどんな反応しますか?

みなこ
みなこ

私が怒っているから急いで片付けるんですけど。でも最近の長男は「はいはい」って言いながら片づけてます。

くみ
くみ

片づけがネガティブなことになっているかも。ママが怒れば怒るほど逆効果になるので注意が必要ですね!

片付けと子育ては切っても切れない関係

子どもが散らかすたびに「片付けて!」と叫びたくなる…。そんな日常に心当たりはありませんか?

私自身、子育ての中で片付けの悩みは尽きませんでした。
子どもにとって片付けは、自立心や責任感を育む大切な学びのひとつ。だからこそ、親の関わり方が重要になります。
ここで、子どもが片付けるようになるための、ポイントを2つお伝えします。

point① 親の声かけ次第

例えば、ランドセルを片付けて欲しい時、どんな声をかけていますか?


子どもが学校から帰ってきて、ランドセルをリビングに放り投げたとします。
その時、つい「またこんなところに置いて!早く片付けなさい!」と言いたくなりますよね。

でも、代わりに、こんな声かけはどうでしょう?

「自分で決めたランドセルの置き場所、どこだったかな?」

または

「何か忘れてない?」

こんなシンプルな問いかけでもOK。

このように問いかけることで、子どもは自分で気づき、どうすればいいかを自分で考えるので、行動しやすくなります。

親にとってもよい効果が

命令されて片づけた時よりも、たくさん褒めることができます。

さすが!よく覚えていたね!

こんな一言が加わるだけでどうでしょう。「ありがとう」だけよりも、子どもはさらに嬉しい気持ちになると思いませんか!?

もちろん、片付けた時には「できたね!」「きちんと片付けてくれて助かるよ」とポジティブな言葉をかけるのもマストです。

片づけを通して伝える愛情


片付けを教える上で大切なのは、「すぐに完璧を求めないこと」です。

子どもにとって、片付けは一朝一夕で身につくものではありません。(大人もそうですが)

時間をかけて習慣づけていくことが大切です。親がイライラせず、根気よく見守ることが、長い目で見て一番の近道になります。


子どもが「できた!」「自分でできる!」と感じることで、自己肯定感が育ちます。
そして何より、親のイライラが減ることで、家の中の雰囲気が良くなり、親子の関係がより穏やかになります。

みなこ
みなこ

なんだかやれそうな気がしてきました!てゆーか、なんだか早く子どもに会いたくなっちゃった!

くみ
くみ

わあ!いいですね!
ではそれを踏まえたうえで、今度は片づけそのもののポイントをお伝えしますね!

point② 片付けやすい仕組み作り

片付けやすい仕組みとは

一言でいうと、「子どもが自分でできる」ように、子どもに合わせた収納を考えてあげることです。そう、大切なのは「子どもが」というところ。

片付けやすい仕組みを作る片付けを習慣にするためには、まず「片付けやすい環境」を整えることが大切です。


例えば、おしゃれな収納ボックスを用意しても、子どもにとって使いにくければ意味がありません。フタが重い、引き出しが開けづらい、高すぎる場所にある…そんなちょっとした障害が、子どもにとっては片付けを面倒に感じる要因になります。

例えば・・・何かの雑誌で見た素敵な収納ボックスを買ってきたとします。


でもそのボックスはおしゃれなんだけど、子どもにとってはフタの開けしめがしにくかったり、使っているうちに形が崩れてきたりと、なんらかのやりにくさがあるだけで、片づけのハードルが高くなってしまうのです。

そこでもう、出しっぱなし~!脱ぎっぱなし~!片付けて~~ってバトルになってしまう。

だから、子どもに合わせて、片付けのハードルをグッと下げてあげることが、ポイントなのです。

特に片づけに苦手意識を持っているお子さんであれば、以下のようなポイントをチェックしてみてください

  • 子どもの手の届く範囲に収納を配置しているか?
  • フタに目的があるか?なければフタなしのカゴやオープン棚を活用する
  • 片付ける場所を明確にラベリングしているか?(絵や写真を貼るのも◎)
  • 収納そのものは楽にできる?は「ざっくり」「ポイっと」できる仕組みも◎

このように、子どもが「自分でできる!」と感じることで、片付けのハードルがぐっと下がります。

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ひと声かければ、何をしたらいいのかに気づき、自分でできる。私はそれで100点だと思います。

「何度言ってもやってくれない。」とイライラするよりは、いい親子関係が保たれるはずです。言われた子どもの方も「叱られた」という気持ちもなく、「できた」という達成感があります。

みなこ
みなこ

これ、ぶっちゃけうちの夫にも使えそうです!

くみ
くみ

それ、よく言われますw

おわりに

さっそく実践できる2つのポイント、いかがでしたか?

片付けやすい仕組み作りと適切な声掛けをすることは、親の愛情を届けることでもあるのではないでしょうか。

子どもが「できた!」「じぶんでできるよ!」って自信を持つことで自己肯定感を育めることにもなりますし、一番の効果は、親の笑顔!だと思っています。

子どもが片付けられる環境を作り、優しく気づきを与える声かけをしてみる。そんな小さな一歩から、家の中のストレスが減っていくかもしれません。ぜひ、できることから試してみてくださいね。

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くみ
くみ

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ABOUT ME
まきのくみ
まきのくみ
整理力トレーナー
「自分にはいつもゆとりがない」 いつも気ぜわしくイライラ。 子どもが小さかった頃「お母さん見て!」の声かけにどれだけ笑顔で応えられたか・・・ もう思い出したくないほどにゆとりがない生活を送る。 心にゆとりがない時は必ず部屋が散らかっており、そんな自分はダメダメだと自信も喪失。 自信もゆとりもない状態を救ったのは「片付け」のスキル。 自分にとって必要なモノと不必要なモノを取捨選択できるようになり、自信を持ち始める。 その後整理収納アドバイザーとなり受講生は500名を超える。 受講生の方のお悩みの多くは「時間がない」こと。 ~片付けたいのに時間がない、時間がないから片付かない~ このジレンマに終止符を打つのは「時間がない」を解決すること。 時間管理と片付けのスキルを磨けば必ず心に自信とゆとりが生まれると、自身の経験から 確信している。 生活の基盤となる「時間管理と片付け」に特化し、同じ悩みを持つ女性の笑顔を増やすことを使命とする。

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