整理収納アドバイザーがやっている、キープのコツとは?


最初はキレイにしていたのに、気づいたらまたモノが増えていて…

それ、実はよくあることなんです。でも、私たち整理収納アドバイザーがやっている“キープのコツ”を知れば、もっと楽になりますよ!

キープのコツですか!ぜひ教えてください!
「見直し」に必要な整理のポイント
整理収納アドバイザーがやっているキープのコツ、それはズバリ「見直し」です!
一度キレイに整理したとしても、生活していく中でモノは必ず増えていきます。 そこで大事なのが、定期的に「見直す」ことです。
整理をする際のポイントは、「忘れていたモノ」「不必要なモノ」に気づくことです。
例えばこんなモノ、ありませんか?
- しばらく着ていない服、またはタグがついたまま放置されている服
- 引っ越してから数年間、ずっと開けていないダンボール
- 便利そうだから買ったものの、実はメンテナンスがめんどうになって使っていないキッチングッズ
- 買ったけれど活用できず、場所を取っている家電
など・・・
「ただ、持っているだけ」ということに気づくことができると、整理がサクサクと進むようになります。
「高かったから…」「もらったから…」「そのうち使うかも…」と手放せない気持ちもわかります。 でも、それを持ち続けることで逆にストレスになっていませんか?
「見直し」はいつやるのがベスト?
答えは、「時々」でいいんです。
「ただ、持っているだけ」になっているものに気づいたら、その都度整理していきましょう。
手帳やカレンダーに「見直し日」を設定するのもおすすめです。
私自身は、以下の2つのタイミングで見直しています。
- 新しいものを買うとき
最も多い見直しのタイミングが、新しくモノを家の中に入れるときです。
買う前にしっかり考えて買うようにしています。 - なんとなく雑然としてきた感覚を持った時
自分の適正量を超えてきたり、生活の中に滞りを感じたりすると、いつもの管理に違和感が生じてきます。
「なんとなく」の感覚なのですが、モノの整理が当たり前になってくると、そんな感覚も冴えてきます。
「見直し」の具体例
1. 雑誌やレシピ本
- レシピ本は、よく作るメニューが限られている
- 繰り返し作り、今はほとんど見なくなった
- 過去の雑誌、「また読む」と思いながら読んでいない
情報はアップデートされていくもの。 「無駄な買い物をした」と思わず、「自分を成長させてくれた」と考えると、手放しやすくなります。
2. 収納スペースの見直し
- 取り出しにくい場所にあるものは、そもそも使っていない可能性大
- 収納がパンパンになったら、どこかで“増えすぎ”のサイン
- 「しまう場所がない」=「モノが多すぎる」
収納は限られています。 モノが収納スペースからあふれたときこそ、見直しのチャンスです!

なるほど!“見直し”を習慣にすることで、モノが増えすぎないんですね!

そうなんです。まずは、気になった場所からでOK!
「見直し」をすることで、整理収納はキープしやすくなりますよ!
・なくても生活できる「忘れていたモノ」「不必要なモノ」に気づく
・時々、見直しをする
・見直しのサインを見つける
あなたも、まずは身近なところから「見直し」を始めてみませんか? モノに時間と心を奪われない暮らしを、一緒に目指しましょう!