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私は、二人の男の子を育てながら、週4日のパートに出ている主婦、みなこです。毎日の家事も育児も仕事も、楽しいこともあるけれど、悩みもいっぱい。

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子育て

新学期に向けて!制服の置き場所、見直してみませんか?

まきのくみ
みなこ
みなこ

もうすぐ新学期なので、制服の置き場所の見直しとかやってあげようと思ってます!どんなことに気を付けたらいいですか!?

くみ
くみ

見直しを!?それは素晴らしいですね!
さっそく大切なポイントをお話しします!

制服は“毎日着るもの”だからこそ、置き場所が大事

制服は私服と違い、毎日同じものを着るし、冬の制服は、基本的に毎日は洗濯しません。
つまり、脱いだら「明日も着る」ことがほとんどです。

そのため、洗濯カゴではなく「明日また着る用の場所」が必要。

脱いでその辺にポン…なんてことにならないように、収納の仕組みを整えておくことは、思春期のお子さんとの生活をスムーズにするカギとなります。

「ハンガーにかけてクローゼットへ」は理想?

「制服はハンガーにかけて、クローゼットへ」


このイメージを持っている方、多いかもしれません。

または、クローゼットにしまわず、指定の位置にハンガーにかけておくというご家庭も多いでしょう。

ここで大切なのは“親が理想とする方法”ではなく、“子どもができる方法”であることです。

子どもにとってのやりやすさ

わが家の息子の場合、最初はハンガーにかけるように言っていました。気づけばいつも椅子の背にかけっぱなし。

だったのですが。

かけっぱなし…といっても、床に放り投げているわけでもなく、実はちゃんと明日のためのスタンバイができている状態であることに気づいたのです。

毎日着る制服、実は椅子に掛けるのが、うちの子のベストだったのです。

「できる方法」に切り替えたら、ストレス激減!

もしも、私が決めたルールを守るべき!ということに囚われていたら、親の私もイライラ、子どもも怒られて不機嫌、の悪循環だったはずです。

「やらせたい方法」より「できる方法」に切り替えたことで、お互いのストレスが激減したのです。

「わが家の最適解」を見つけよう

大切なのは、「この場所に収納すべき」といった“正解”を探すのではなく、「わが家の最適解」を見つけること。

そのためには、ちょっとした観察と、子どもとの対話が必要です。

聴いてみる:「制服、どこにあったら片づけやすいと思う?」と質問してみる

試してみる:一度決めてもOK。実際に使ってみて無理があれば、また考え直せばいい

観察してみる:私服に着替える場所や動線を見て、「ここなら自然に置けそう」というポイントを探す

「決めたら守らせる」より「一緒に試してみよう」

↓フックにかけるだけでOK

「決めたら守らせなきゃ」と思うと親も苦しくなります。

でも、「これで試してみようか」で始めると、子どもも親も柔軟に動きやすくなります。

親子で考える“自立の第一歩”

制服収納の場所を考えるとき、親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に話すこと、観察すること、試行錯誤することが大切です。

この過程が、実は“片づけ”を通した親子のコミュニケーションであり、子どもが「自分で考える力」「生活を整える力」を育むチャンスでもあります。

もちろん、理想通りにはいかないことも多々あります。

「なんで床に脱ぎっぱなしなの!って何回言ったと思ってるの!?」とつい声を荒げたくなる日もあるでしょう。

我が家でも、制服を投げ捨てたかのような光景に、「また!?」なんて言ってしまうこと、正直よくあります(笑)

でも、だからこそ、「これがルールだよね」と根気よく伝え続けることもまた、子育ての大切なひとコマ。

成長していく子どもにとって、「片づけやすい環境を整えること」と「親が信じて任せること」は、自立への第一歩だと思っています。

みなこ
みなこ

なんかちょっと見えてきました。まずは息子と一緒に、どこだったら床に置かずに済むか、考えてみます!

くみ
くみ

それ、すごくいいですね!お子さんが自分で決めた場所なら、自然とやる気も出てきますよ!

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くみ
くみ

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ABOUT ME
まきのくみ
まきのくみ
整理力トレーナー
「自分にはいつもゆとりがない」 いつも気ぜわしくイライラ。 子どもが小さかった頃「お母さん見て!」の声かけにどれだけ笑顔で応えられたか・・・ もう思い出したくないほどにゆとりがない生活を送る。 心にゆとりがない時は必ず部屋が散らかっており、そんな自分はダメダメだと自信も喪失。 自信もゆとりもない状態を救ったのは「片付け」のスキル。 自分にとって必要なモノと不必要なモノを取捨選択できるようになり、自信を持ち始める。 その後整理収納アドバイザーとなり受講生は500名を超える。 受講生の方のお悩みの多くは「時間がない」こと。 ~片付けたいのに時間がない、時間がないから片付かない~ このジレンマに終止符を打つのは「時間がない」を解決すること。 時間管理と片付けのスキルを磨けば必ず心に自信とゆとりが生まれると、自身の経験から 確信している。 生活の基盤となる「時間管理と片付け」に特化し、同じ悩みを持つ女性の笑顔を増やすことを使命とする。

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