この方のお悩みにお答えしています!

私は、二人の男の子を育てながら、週4日のパートに出ている主婦、みなこです。毎日の家事も育児も仕事も、楽しいこともあるけれど、悩みもいっぱい。

そんなグルグルする頭の中・家の中の悩み事を、くみさんに相談しています!

整理

片付けにくさは、モノの多さじゃない!

まきのくみ
みなこ
みなこ

最近、家の中がモノで溢れてる気がして…いらないもの捨てなきゃって思うんですけど、なかなか進まなくて。

くみ
くみ

物が多い気がしてるんですね?でも、モノを減らすことが目的になってませんか?

みなこ
みなこ

えっ、目的じゃないんですか?

くみ
くみ

減らすのは目的ではなくて、手段のひとつなんですよ。

モノが増えてしまうのは、暮らしの変化があるから

子育てや仕事に追われながら毎日を送っていると、ふと気づけば家の中がモノで溢れている…。そんな経験、ありませんか?

特に子育て中のご家庭では、ほとんど毎日のように学校から何かしらの「お土産」を持って帰りますし、子どもの成長や家族のライフスタイルの変化時には、モノが急に増えていくものです。

「減らさなきゃ!」と思うのはポジティブな行動ではありますが、その前に、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいのです。

キーワードは「モノの適量」。

少ない=正解?それとも…

最近では「ミニマリスト」や「シンプルライフ」といった言葉が人気ですよね。

SNSでも“少ない持ち物で暮らす”スタイルが注目を集めています。もちろん、それに憧れる気持ちもよくわかります。でも、「少ない=正解」ではないのです。

“適量”とは、「自分にとってちょうどいい量」のこと。

人それぞれ、暮らし方も価値観も違います。だから、他人のモノの量を基準にして「私もこれくらいにしなきゃ」と焦る必要はありません。大切なのは、“自分にとってのちょうどよさ”を見つけること。

自分にとっての“適量”とは?

では、その“ちょうどいい量”ってどうやって見つければいいのでしょうか。

それはズバリ、「把握・管理できる量」です。

たとえば、クローゼットにしまってある洋服。全部、どんな服があるか把握していますか?

季節が変わるごとに「こんな服あったっけ?」なんて思うことがあるなら、それは適量を超えているサインかもしれません。

反対に、自分が何を持っていて、どんな時に使うかが頭に入っていて、きちんと管理できているなら、それが“その人にとってのちょうどいい量”なんです。

他人の量と比べなくていい

私自身の話をすると、フォーマル用のバッグは2つだけ。左が秋冬用、右が春夏用。それだけです。

でも、ファッションを楽しむのが大好きで、洋服とバッグを組み合わせてコーディネートするのが趣味という人にとっては、「たった2つなんて無理!」と思うかもしれませんよね。

それでいいんです。暮らし方、好みが違えば、適量も変わる。それが自然なことです。

だから、「もっと捨てなきゃ」「減らさなきゃ」という考えに縛られないでください。

自分にとって心地よく、気持ちよく管理できる量。それがベストな量です。

「多いけど適量」もある

ちなみに私が多く持っているのは、食品を保存するための容器。

でも、それは私にとって必要で、管理できているものだから、無理に減らす必要は感じていません。

人それぞれ、こだわりたい分野、楽しみにしているモノたちがあるはず。それは減らさなくてもいいんです。

適量は、自分の暮らしと気持ちに寄り添った“ちょうどよさ”から決めていいのです。

まずは見直すことから始めてみよう

みなこ
みなこ

把握出来る量が適量と考えると、私のウチ、全然把握出来てないです。。。

くみ
くみ

そこに気づけたのは大きな一歩ですよ!捨てることに囚われず、焦らず、比べず、自分にとっての“ちょうどいい”を見つけていきましょう。

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くみ
くみ

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ABOUT ME
まきのくみ
まきのくみ
整理力トレーナー
「自分にはいつもゆとりがない」 いつも気ぜわしくイライラ。 子どもが小さかった頃「お母さん見て!」の声かけにどれだけ笑顔で応えられたか・・・ もう思い出したくないほどにゆとりがない生活を送る。 心にゆとりがない時は必ず部屋が散らかっており、そんな自分はダメダメだと自信も喪失。 自信もゆとりもない状態を救ったのは「片付け」のスキル。 自分にとって必要なモノと不必要なモノを取捨選択できるようになり、自信を持ち始める。 その後整理収納アドバイザーとなり受講生は500名を超える。 受講生の方のお悩みの多くは「時間がない」こと。 ~片付けたいのに時間がない、時間がないから片付かない~ このジレンマに終止符を打つのは「時間がない」を解決すること。 時間管理と片付けのスキルを磨けば必ず心に自信とゆとりが生まれると、自身の経験から 確信している。 生活の基盤となる「時間管理と片付け」に特化し、同じ悩みを持つ女性の笑顔を増やすことを使命とする。

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