やることがいっぱいで頭がカオスです
毎日やることがいっぱいだし、長男の思春期も加わってきて、頭の中も部屋の中もカオスです。子どもが大きくなったらちょっとは楽になると思っていたのに。
確かに、子どもが大きくなったら「お世話」という面では少し楽になるけど、その時期にはその時期の大変さはありますよね!
子どもの反抗期には、モノより悩みが増えますよね・・・
くみさんちはどんな風に乗り切ったんですか!?秘訣を教えてください!
乗り切ったというか・・・ただ時間が過ぎただけかもしれないけど(笑)では、私の失敗体験も含めてお話ししますね!
やらないことを決める勇気が、毎日を変える
毎日、子育てや家事に追われていると、今やっていることが当たり前だと思って、「やらない」という選択をするという発想も出てこないかもしれません。
しかも、減らすどころか、「あれもこれもやらなきゃ!」と追われるように感じてしまうこと、ありませんか? 子育て中は、やることリストが常に満杯。
それは、母親としての「責任」を全うしなければという本能の働きなのではないかと。
でも、そもそも限られた時間の中で、あれもこれもはそもそも無理なわけで。
ですので、今回は「やらないと決めること」をテーマに、私が実践してきた工夫をお伝えしたいと思います。
「揚げ物は、作らない」と決めた
具体的な例から。
私が最初に「やらない」と決めたのは、「揚げ物」です。揚げ物って、子どもたちが大好きなメニュー。でも、油が跳ねてベタベタになるキッチン、そして終わった後の面倒な片付け…。毎回それを思うと、作るのが億劫になっていました。そこで、「もう揚げ物は作らない!」と決めて、代わりにスーパーやお惣菜屋さんで買うことにしたんです。
手作りするよりは割高にはなりますが、その分、片付けの手間やストレスが激減!特にストレスの軽減は思った以上でした。最初は、子どもたちの好きな食べ物を自分で作らないことに罪悪感がありました。元々持っていた、「手作りしなきゃ」ブロックがなかなか外れなくて。
この罪悪感を手放せた理由は、3つ。
- 何のために揚げ物を作らないと決めたのか目的を再確認した
「今は大変なんでしょ!?大変な思いをしてストレスを受けながら作った料理を笑顔で食べられるの!?」と自問自答。 - お惣菜コーナーの人が、私の代わりに作ってくれた、と感謝し、子どもにも伝えた。
「お母さんの代わりに〇〇スーパーの人が作ってくれて助かった~!」 - 「物理的に忙しい今だけ、作らないのはこの期間限定!一生作らないわけじゃない!」と捉えることにした。
今は家族も成長し、また揚げ物を作ることもありますが、あの当時の決断は私にとって大きな救いでした。
洗濯物を干さない
次の具体例は、「洗濯物を干すこと」です。子どもが小さい頃は、洗濯物が山のように出ますし、子どもが大きくなれば、部活で砂だらけの洗濯物。別洗いして回数が増えたりしますよね。
当時私は、それを仕方のないものとして、「頑張って」いました。途中から、洗濯乾燥機を導入して、「なぜこれまでこんな便利なものを使ってこなかったんだ!」と後悔したほど。
ドラム式洗濯機だと、乾燥まで一気にやってくれるおかげで、干す手間も時間も大幅にカット。服が傷む心配があるという声も聞きますが、そこはあえて、服はフローのモノと考えればいいと思います。痛みが心配な特別な日の服は1~2着で十分。普段はどんどん乾燥機にかけられる服を着回す。それだけで、時間もストレスも大幅に削減できました。
やらないことは「諦め」じゃなくて「戦略」
「やらない」と決めることは、何かを諦めたり手を抜くことではありません。むしろ、より良い生活を送るための戦略です。特に子育て中は、自分を追い詰めないことが大切。やらなければいけないと感じることの中には、実はやらなくても良いこと、あるいは他の方法で解決できることがたくさんあります。
「今だけ、この時期だけ」と考えて、少し肩の力を抜いてみませんか?
たとえ「もったいない」「贅沢かも」と罪悪感が湧いても、それを限定的な選択だと思えば、少し楽になるかもしれません。
何をやらないと決めるか、思いつかない人へ
「やらないことを決めたいけど、何をやらないか思いつかない…」という方もいるかもしれません。そんな時は、まず自分の毎日の生活の中で「やらなければいけない」と無意識に思い込んでいることをリストアップしてみてください。そして、それぞれの項目について「本当にこれを自分がやる必要があるのか?」を考えてみましょう。
例えば、以下の質問がヒントになるかもしれません。
- やるたびにストレスを感じる家事は何?
- 他の人にお願いできることはない?
- 手間をかけずに代用できるものは?
- 完璧にやらなくても良いことは?
自分の中で「こうしなければ」と思い込んでいることがあれば、それを少し緩めてみるのも手です。また、「これをやらないと罪悪感が…」と感じる場合も、それが実際に生活の質にどれほど影響するか冷静に見直してみてください。意外と、やらなくても全く問題ないことが多いはずです。
夫婦間でも「やらない」戦略を共有しよう
もし、家事や子育ての役割分担で夫婦間に意見の違いがあったら、「限定的な期間」という考え方をシェアしてみてください。どこまでやるか、やらないか、お互いに妥協点を見つけながら進めることが、家庭全体の負担を減らす鍵になるはずです。子育ては一人で抱え込むものではなく、家族全員で支え合って進めるものです。だからこそ、しっかりコミュニケーションを取りましょう。
あなたも「やらないこと」を決めてみよう
この記事を読んで、「やらない」と決めることが、実は自分を大切にするための大事な選択だと感じてもらえたら嬉しいです。ぜひ、あなた自身の生活でも、「やらないこと」を少し見直してみませんか?その一歩が、日々の生活をぐっと楽にしてくれるかもしれません。
今日から早速、何か一つ「やらないこと」を決めて、あなたの時間とエネルギーを大切にしてみましょう!
なんだかすごく気持ちが楽になりました! そして、ひとつ思いつきました!下着は畳まずに、クルッと丸めて下着入れに入れても良いかな!って思います!だってシワになっても問題ないから!
それいいですね!こだわりとか、当たり前の見直しって大切ですね!