片付かない原因はこれかも…『便利』に隠れた落とし穴
最近、家事が多すぎてバタバタなんです。少しでも楽になりたくて、便利グッズをいろいろ買ってみたんですけど…結局使わなくなってしまうことが多くて.
ああ、ありますよね。最初は良さそうでも、だんだん使わなくなってしまうパターン。ところで、そのグッズ、買う前にどんな基準で選んでますか?」
えっと…SNSとかテレビで見て『便利そう!』って思ったら買っちゃうことが多いですね。芸能人が使ってると『これなら間違いない!』と思っちゃいます。
なるほど。買う前に、『実際に使う人』や『その後のメンテナンス』「収納場所」など、考えないといけないことがけっこうあるので、今回はそれをお話ししますね!
便利グッズの「専用」に潜む落とし穴
SNSやテレビで紹介される便利グッズ、確かに魅力的ですよね。特に「〇〇専用」というフレーズがついていると、つい「これさえあれば!」と飛びつきたくなります。でも、その「専用」の便利さが、実は落とし穴だったりするんです。
例えば、みじん切り器具を思い浮かべてみてください。玉ねぎを簡単にみじん切りできると話題の商品。使う場面を想像して「これだ!」と思い購入。でも、いざ使ってみると1個ずつしか処理できなかったり、使った後に刃を丁寧に洗わないといけなかったり…。さらに、収納スペースや安全な保管、収納方法も考えなければならない。結局、「包丁で切った方が早かった…」と後悔することに。
それだけならまだしも、「もったいないから」と捨てられずに収納スペースを圧迫。気がつけば引き出しの奥で存在を忘れられてしまう…。このパターン、心当たりがありませんか?
結局、「便利」のはずが、その管理やメンテナンスの手間で使わなくなり、引き出しの中で眠ったままに…。さらに、「いつか使うかも…」と捨てられず、収納スペースを圧迫してしまう。こうして、家の中に「便利だったはずの不要なもの」が増えてしまうのです。
使う自分を「リアルに」想像してみよう
便利グッズを買う前に、次の3つのポイントを意識してみてください。
- どれくらいの頻度で使うか?
そのグッズを使うシチュエーションをリアルに思い浮かべてみてください。週に1回でも使う機会があるでしょうか?それとも「特別なときだけ」のアイテムになりそうですか? - 使った後の手入れや保管場所は?
道具の洗浄やメンテナンス、収納にどれくらい手間がかかるかを事前にイメージしてみてください。便利さのために生まれる「面倒くさい作業」が、結局ストレスにならないか考えるのがポイントです。 - 包丁やフライパンなど、汎用的な道具で代用できないか?
「専用」と書かれているものほど、他の用途には使えない場合が多いです。汎用的な道具で十分対応できる場合、それをわざわざ買う必要があるのか一度考えてみましょう。
「買わない」という選択も時短の一つ
便利グッズが悪いわけではありません。でも、それを使うことで生活が本当に楽になるのか、自分に必要なのかをしっかり見極める力も大切です。実は「便利グッズを買わない」という選択も、物を増やさず管理の手間を減らすという意味で大きな時短につながるのです。
便利そうだからといって安易に手を出すのではなく、「今の自分にとって本当に必要か」を考えるクセをつけてみましょう。その積み重ねで、「持たない生活」が少しずつ実現し、家事も収納も気持ちもすっきりしてきます。
「ものを減らす」ではなく「ものを持たない」視点を育てる
家の中に物が増えると、片付けや管理に時間を取られます。それを防ぐには、買う前に「これは本当に必要か?」と立ち止まって考える癖をつけることが大切です。買わない選択を積み重ねることで、暮らしがどんどんシンプルになり、本当に大切なことに時間とエネルギーを使えるようになります。
子育てに忙しい主婦の皆さんにこそ、便利グッズを厳選する力を身につけてほしいと思います。時短は「物を増やすこと」ではなく、「物を減らす選択」から始まるのかもしれません。
なるほど…便利グッズって楽になるどころか、使わなくなるものを増やしてたかもしれないですね。次に何か買う前に、ちゃんと使う頻度や手間を考えてみます!
そうです!その感覚を磨くことが、時短にも繋がるんです。自分に本当に必要なものだけを選んでいきましょう!