「やらなきゃ」を手放して暮らしにフィットする選択を


子どもがやぶった障子の張り替えをしなきゃと思いつつ、なかなか手をつけられなくて……。穴あきのままなんですよね~

そうなんですね。やろうと思っているのに、なかなか進まない感じですか?

はい。昔は母が簡単にやっていたのに、自分でやろうとすると腰が重くて……。夫と何度も話して、結局カーテンに変えることにしました。

それもすごくいいアイデアですね!!
無理に続けるよりも、今の暮らしに合った形にするのは大事なことですよね!
「やらなきゃ!」に縛られない暮らし
日々の暮らしの中で、「やらなきゃ」と思っていることが積み重なり、気づけば心の負担になっていることはありませんか?
例えば、私は家庭菜園を5年間続けていたのですが、忙しい毎日が続き、庭がぐちゃぐちゃになってきてしまい、そのたびに「やらなきゃ」と負担に思ってくるようになりました。
それで、もう思い切ってやめることにしたのです。当初は「やめる」という決断をするのは、勇気が必要でしたし、なんだか恥ずかしい気持ちになったりもしました。
でも、決して後ろ向きなことではないと思うようになりました。むしろ、自分の暮らしを見直し、必要なことを選び取る大切なステップだったと、今は思えています。
「片付けなきゃ!」のプレッシャーを減らす
末っ子が生まれて数ヶ月、家事の負担を減らすために、洗濯物の管理を工夫したことがありました。
洗濯物は「畳んでタンスにしまうべき」という気持ちを捨てて、各自のかごを用意し、その中に入れたこともありました。家族みんな、そのカゴから取って着ていました。
誰も困らず、私の負担も軽くなりました。
このように、「やらなきゃ」と思い込んでいること、本当に必要かどうかを問い、手放すことも必要です。
いつもよりちょっと忙しい時期、心にゆとりがない時。いつもと同じことをしようとしなくても、その時期だけでもいいのです。
一歩引いて見直してみる
まずは、TO DOリストの中から一つだけ「やめてもいいこと」を探してみましょう。それがあなたにとっての大きな心のゆとりにつながるかもしれません。

なるほど!私も、やらなきゃと思っていたことを見直してみます!

いいですね。自分にとって本当に大切なことを選び取ることが、より豊かな暮らしにつながりますよ♪